2024年7月4日(木)から6日(土)まで、京都パルスプラザにて「IVS2024 KYOTO / IVS Crypto 2024 KYOTO」が開催される。
今回も最新のテクノロジーやスタートアップに関する多数のセッションが行われ、投資家と起業家が出会う場所が設定される予定だ。さらにサイドイベントも開催され、参加者同士の交流や新たな情報に触れる機会も豊富に用意されている。
今回は、開催日に土曜日を含んでいるが、主催者によるとこれはスタートアップに興味関心があり、転職を検討している社会人にも参加してほしいという思いから設定されたもの。
日程の中で注目されるのは、ピッチコンテスト「IVS LAUNCHPAD」。このピッチコンテストの初開催は2007年で、これまでの累計エントリー数は5,000社以上になる。過去に登壇した企業のうち、60社以上がEXITを果たし、40社以上が10億円以上の資金調達を行っており、スタートアップ登竜門の有力なひとつとなっている。
■今年は「人」をクローズアップ
昨年から従来の招待制を廃止し、1万人以上のスタートアップ関係者が集まるイベントとなり、国内最大級のスタートアップ・カンファレンスとなった。主催者発表によると参加したVCの数も150を超え、スタートアップ、VC双方にとって効率よく情報を集め、出資へのきっかけがつかめる場として評価されている。
スタートアップの成長に必要な「情報」と「お金」。今年はそれに加え「人」にフォーカスしたHR(Human Resources)企画も予定されている。スタートアップエコシステムへの一層の人材流入を目指し、新たに「HR GALLERY」のエリアが設置され、求職者にスタートアップでの業務実態や待遇をより詳しく知る機会や、実際に就職につながる仕組みも提供する。
スタートアップに関心を持つ個人の転職と、人材を必要とするスタートアップの採用のきっかけになるようLAPRAS株式会社が提供するマッチングプラットフォームを活用。この仕組みを通じてIVS会期前にあらかじめ意中のスタートアップ企業とつながりを作っておけば、IVS会場で実際にスタートアップの担当者と会って話すことができる。
IVS2024 KYOTOのもう一つの特徴は、「KYOTO STAGE & AREA」と呼ばれるゾーンの設置だ。このゾーンでは、京都のスタートアップ企業やエコシステムが世界に向けて発信される予定だ。
2024年のIVSのテーマは「Cross the Boundaries」。国籍、性別、世代、所属組織、宗教など、さまざまな境界を超え、日本のスタートアップエコシステムが停滞する日本の経済成長を牽引するような偉大なスタートアップを生み出せるか。「IVS2024 KYOTO」の会場に足を運んで、その予兆を確かめてみるのがいいかもしれない。
*『DG Lab Haus』は「IVS2024 KYOTO」のメディアパートナーです。
イベントの詳細や参加チケットの購入については、公式サイトをご覧ください。
また、以下のクーポンコードの利用でチケットが20%オフ(ただし学生割引のチケットは適用外)になります。
クーポンコード DGIVS2024
チケットの購入について詳しくはこちらを御覧ください。
https://www.ivs.events/ja/tickets2024