【KOREA WAVE】韓国の漫画配信サービス「ネイバーウェブトゥーン」の親企業である「ウェブトゥーンエンターテインメント」が27日、米ナスダック市場に上場した。
ウェブトゥーンエンターテインメントは売り出し価格(21ドル)より9.5%上がった23ドルで取引を終えた。取引開始時に14%まで急騰し、上場初日の存在感を見せた。同社は新規株式公開(IPO)を通じて普通株1500万株を発行した。この日の終値を適用すれば、3億4500万ドル(約4785億ウォン)を調達したことになる。上場後の時価総額は約29億2ドルとみられる。
銘柄コードWBTNでナスダック市場にデビューしたウェブトゥーンエンターテインメントは、ネイバーウェブトゥーンの本社であり米国法人で、ネイバーウェブトゥーンや日本のLINEデジタルフロンティア、カナダワットパッドなどを子会社とする。
ネイバーウェブトゥーンは2004年に出版された漫画をデジタルイメージに変換して見せるサービスを始めた。「挑戦漫画」と「ベスト挑戦」などのアマチュア作家の発掘と週間連載システム、縦スクロール方式などを前面に出し、成長を続けた。
2017年、ネイバーの事業部署から分社化し、韓国内での上場を目標にした。その後、2020年に方針を変え、本社を米国法人にして支配構造を改編し、ナスダック上場を狙った。
この日、ウェブトゥーンエンターテインメント上場記念の打鐘行事には、ウェブトゥーンエンターテインメントのキム・ジュング最高経営責任者(CEO)とネイバーグローバル投資責任者(GIO)のイ・ヘジン氏が参加した。上場完了後もネイバーのウェブトゥーンエンターテインメントの持分は63.4%だ。依然として支配株主として取締役選任権限を保有することになる。(c)KOREA WAVE/AFPBB News|使用条件