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ブラジル最高裁、Xのサービス停止命令 マスク氏猛反発

実業家でX(旧ツイッター)のオーナーでもあるイーロン・マスク氏(左)とブラジル最高裁判所のアレシャンドレ・ジモラエス判事(2024年8月29日作成)。(c)ETIENNE LAURENT and EVARISTO SA / AFP

実業家でX(旧ツイッター)のオーナーでもあるイーロン・マスク氏(左)とブラジル最高裁判所のアレシャンドレ・ジモラエス判事(2024年8月29日作成)。(c)ETIENNE LAURENT and EVARISTO SA / AFP

【AFP=時事】ブラジル最高裁のアレシャンドレ・ジモラエス(Alexandre de Moraes)判事は30日、実業家のイーロン・マスク(Elon Musk)氏が所有するソーシャルメディアのX(旧ツイッター)について、同国でのサービス停止を命じた。

 ジモラエス判事は28日、マスク氏が24時間以内にブラジルでの新たな法的代表者を指名しない限り、Xのサービスを停止するとの判決を下した。

 これを受けマスク氏はXで、ジモラエス判事は「裁判官のコスプレをした邪悪な独裁者」で、「ブラジルの民主主義を破壊しようとしている」「言論の自由は民主主義の根幹だが、ブラジルの選挙で選ばれていない偽裁判官が政治目的で破壊している」と批判。判決には応じなかった。

 ジモラエス判事はブラジルで偽情報対策を主導しており、マスク氏と数か月にわたって対立を続けている。

 マスク氏はかつて「言論の自由絶対主義者」を自称していたが、2022年にツイッターを買収して以来、同プラットフォームを右派陰謀論者のメガホンに変えたと批判されるとともに、自身も右傾化を強めている。【翻訳編集】 AFPBB News|使用条件

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