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テスラ、自動運転ロボタクシー発表 27年までに実現へ

電気自動車大手テスラ社のロゴ(2022年8月9日撮影)。(c)Patrick T. FALLON : AFP

電気自動車大手テスラ社のロゴ(2022年8月9日撮影)。(c)Patrick T. FALLON : AFP

【AFP=時事】電気自動車(EV)大手テスラ(Tesla)の最高経営責任者(CEO)で実業家のイーロン・マスク(Elon Musk)氏は10日、完全自動運転が可能なロボタクシーを披露した。2027年までに一般利用が可能になるとしている。

 完全電動のロボタクシーには、ハンドルやペダルがない。車体の詳細は明かされなかったが、映画「バック・トゥ・ザ・フューチャー(Back to the Future)」シリーズに登場する車型タイムマシン「デロリアン(DeLorean)」を思わせるガルウイング(跳ね上げ式)ドアが特徴。ワイヤレス充電方式で、価格は3万ドル(約450万円)未満を予定している。

 ロサンゼルス近郊のワーナー・ブラザース・スタジオ(Warner Brothers Studio)の敷地内で会見したマスク氏は、「人が運転する車よりも10倍から20倍安全だ」とアピールした。

 さらにマスク氏はロボタクシーを「ラウンジ」にたとえ、「快適な小さなラウンジに座っている感覚で、何でも好きなことをしている間に、目的地に到着する」と述べた。

 来年、テキサス州とカリフォルニア州で「無監視、完全自動運転」を開始し、その後「サイバーキャブ(Cybercab)」と称する車両の生産に移行すると述べた。マスク氏によると、テスラではすでに50台を用意しているという。 

この日はこの他にも、マスク氏が「ロボバン(Robovan)」と呼ぶ20人乗りの大型自動運転車や、「オプティマス(Optimus)」と呼ばれる踊るヒューマノイドロボットも紹介された。【翻訳編集】 AFPBB News|使用条件

テスラ社のXに投稿されたロボタクシー
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