【AFP=時事】米宇宙開発企業スペースX(SpaceX)は13日、大型宇宙船「スターシップ(Starship)」の無人飛行試験で、分離された1段目のブースターを「箸でキャッチ」し、発射台へ無事帰還させた。
スターシップは、テキサス州にあるスペースXの施設「スターベース(Starbase)」から現地時間午前7時25分に打ち上げられた。数分後に分離されたブースター「スーパーヘビー(Super Heavy)」は、完璧な制御によって打ち上げ時と同じ発射台に帰還。スペースXのライブ配信映像によると、発射台から伸びた「箸」を思わせる巨大な2本のアームに捕捉され、ゆっくりと降下して停止した。
スターシップの上段部分は、その後間もなく、予定通りインド洋に着水した。【翻訳編集】 AFPBB News|使用条件