【新華社成都10月15日】中国自動車大手の浙江吉利控股集団傘下で「空飛ぶクルマ」などを手がける沃飛長空(AEROFUGIA)は12日、開発した電動垂直離着陸機(eVTOL)「AE200」の離着陸と水平飛行の性能を検証するローター傾斜試験を四川省の成都淮州空港で実施した。
成都市はここ数年、空飛ぶクルマやドローンを使った人員・貨物輸送など「低空経済」を発展させており、沃飛長空が成都ハイテク産業開発区にグローバル本社と製造拠点を置くほか、淮州空港も9月に国内初となる複数の高度にまたがる低空域の設置を認可された。
今回の試験は同社が成都で初めて公開したAE200のデモンストレーション飛行で、複数の高度に細かく区分された低空空域指定モデルの実施可能性と先進性を検証した。【翻訳編集】Xinhua News/AFPBB News|使用条件