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生物多様性COP16、コロンビア・カリで開幕

南米コロンビアのカリで始まった生物多様性条約締約国会議(COP16)の開会式に臨む、議長で同国環境相のスサナ・ムハマッド氏(2024年10月21日撮影)。(c)JOAQUIN SARMIENTO : AFP

南米コロンビアのカリで始まった生物多様性条約締約国会議(COP16)の開会式に臨む、議長で同国環境相のスサナ・ムハマッド氏(2024年10月21日撮影)。(c)JOAQUIN SARMIENTO : AFP

【AFP=時事】コロンビアのカリで21日、国連(UN)の生物多様性条約締約国会議(COP16)が始まった。

 議長を務める同国のスサナ・ムハマッド(Susana Muhamad)環境相は開会式で、「地球にはもう時間がない」「さらなる資金源が必要だ」と、参加約200か国の代表に訴えた。

 会議には、各国の担当相約100人の他、首脳数十人を含む約2万3000人が代表として参加。生物多様性を話し合う会議としては過去最大規模となった。11月1日まで開催される。

「自然との平和」をテーマに掲げる今回の会議では、2022年にカナダで採択された「昆明・モントリオール生物多様性枠組(GBF)」の実現に向けた監視と資金調達のメカニズムを考案するという緊急の任務が課されている。

GBFでは、30年までに生物多様性の損失を「止め、反転させる」ための23の目標が設定されている。【翻訳編集】 AFPBB News|使用条件