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ビットコイン、初の8万ドル超え トランプ氏返り咲きで「強気相場」に

エルサルバドルの首都サンサルバドルの広場に設置されたビットコインのモニュメント(2024年9月4日撮影)。(c)AFP

エルサルバドルの首都サンサルバドルの広場に設置されたビットコインのモニュメント(2024年9月4日撮影)。(c)AFP

【AFP=時事】暗号資産(仮想通貨)ビットコインの価格がグリニッジ標準時(GMT)10日午後12時(日本時間午後9時)すぎの時点で史上初めて8万ドルを突破し、過去最高値を更新した。

 今月5日、米大統領選で共和党候補のドナルド・トランプ前大統領が勝利して以来、ビットコインの価格は上昇。翌6日には7万5000ドルを超え、3月に記録した過去最高値を更新していた。

 トランプ氏は前政権時代には暗号通貨を「詐欺」と呼んでいたが、その後立場を大きく変え、自身のプラットフォームも立ち上げている。今では米国を「ビットコインと暗号通貨の世界首都」にすると宣言している。

 トレーダーの間では、トランプ氏がデジタル通貨の規制緩和に動くとの見方が強まり、暗号通貨にとって同氏の政権復帰は好材料と受け止められている。

 投資会社バイトツリーのアナリスト、チャールズ・モリス氏はAFPに対し、「ビットコインや暗号資産がかなり大きな資産クラスになる可能性が著しく高まった」と述べた。また、フランスの暗号資産運用会社コインハウスのステファヌ・イフラ氏はAFPに、「この強気相場は約1年は続くと見ていい。次は10万ドルが目標だ」と語った。【翻訳編集】 AFPBB News|使用条件

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