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気候変動対策、トランプ政権で終わらない 米特使がCOP29で発言

米国の気候問題を担当するジョン・ポデスタ大統領上級顧問。オーストリア・ウィーンで(2024年6月20日撮影、資料写真)。(c)Joe Klamar:AFP

米国の気候問題を担当するジョン・ポデスタ大統領上級顧問。オーストリア・ウィーンで(2024年6月20日撮影、資料写真)。(c)Joe Klamar:AFP

【AFP=時事】アゼルバイジャンの首都バクーで開催中の国連気候変動枠組み条約締約国会議(COP29)で11日、米国の気候問題を担当するジョン・ポデスタ大統領上級顧問が、ドナルド・トランプ前大統領の返り咲きが決まったが地球温暖化問題への米国の取り組みが終わることはないと語った。

 トランプ氏は温暖化対策の国際枠組み「パリ協定」から再び離脱する構えを見せており、COP29にも暗い影を投げかけている。

 ポデスタ氏は、次期政権は気候変動問題をめぐり「Uターンを試みる」だろうと認めたが、米国の都市、州、市民がばん回してくれると期待を示した。

 その上で、「ドナルド・トランプ政権下の連邦政府は気候変動対策を後回しにするかもしれないが、米国では気候変動の抑制に向けた取り組みは熱意と信念を持って続けられるだろう」と強調。「この(気候変動問題に対する)闘いは一つの選挙、一つの政治サイクル、一つの国を超えたものだ」と述べた。【翻訳編集】 AFPBB News|使用条件

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