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中国ZTEの傘下ブランド「nubia」、日本市場参入

折り畳み式スマホ「nubia Flip 2」を持つ山崎賢人さん(2025年1月14日撮影)。(c)Xinhua News

折り畳み式スマホ「nubia Flip 2」を持つ山崎賢人さん(2025年1月14日撮影)。(c)Xinhua News

【Xinhua News】中国通信機器大手、中興通訊(ZTE)の傘下ブランド「nubia(ヌビア)」が14日、東京で3機種の新製品を発表し、日本市場に正式参入した。

 新製品は人工知能(AI)技術の応用を軸に、独自のデザインを通じて個性とイノベーションを重視する若者たちをメインターゲットとしている。

 今回発表された製品の主力となる折り畳み式スマホ「nubia Flip2」は約3・0インチのサブスクリーンを搭載し、191グラムと軽量。洗練された外観デザインと共に、美しさと利便性を際立たせている。 機能面では、サブスクリーン操作で異なる角度の自撮りができるほか、AI技術による『ステッカー加工』や『ポートレート加工』などのカメラ機能を持ち、通話中のリアルタイム通訳も行うことができる。

VP of ZTE product Operation Center ZTE Deviceの羅煒(ら・い)副総裁は「AIは単なる機能ではなく、製品の技術再構築であり、最も直接的なのはインタラクティブな体験だ」と強調した。

スマートフォン「nubia S 5G」とタブレット「nubia Pad SE」も同日発表され、それぞれ1月16日(木)、1月17日(金)から正式に発売される。

「nubia」のデビューは日本のメディアや業界から広く注目され、多くの来場者が体験エリアで三つの新製品を「Touch&Tryコーナー」で体験した。

ZTEの梅中華(ばい・ちゅうか)上級副総裁は、日本市場への進出が「nubia」ブランドの国際化に向けた重要なマイルストーンになると強調し、日本市場は常に製品のイノベーションと独自性を求めており、市場の影響力により、さらに他国市場での発展を促進したいと述べた。

「nubia」はここ数年、国際市場を積極的に開拓し、東南アジア、中東、中南米、欧州、アフリカなどの30以上の国と地域で事業を展開している。ZTEジャパンの周濤(しゅう・とう)代表取締役社長は「ZTEは2008年に日本に進出し、スマートフォンの販売量は年々増加し、十数年の間に100種類近くの端末製品を発売している」と説明した。

「nubia」ブランドの日本参入では、若年層を対象に個性的なブランドイメージを確立していくことを目指しているという。(記者/岳晨星、欧陽迪娜)【翻訳編集】Xinhua News/AFPBB News|使用条件

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