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大西さんら、ISSに到着 滞在長期化の飛行士、19日にも帰還

国際宇宙ステーション(ISS)に到着し、滞在メンバーと共に拍手をするクルードラゴン宇宙船運用10号機(Crew-10)のメンバー(中央、濃紺の服、2025年3月16日撮影)。米航空宇宙局(NASA)の生中継画像より(c)NASA/AFP

国際宇宙ステーション(ISS)に到着し、滞在メンバーと共に拍手をするクルードラゴン宇宙船運用10号機(Crew-10)のメンバー(中央、濃紺の服、2025年3月16日撮影)。米航空宇宙局(NASA)の生中継画像より(c)NASA/AFP

【AFP=時事】国際宇宙ステーション(ISS)に昨年6月から取り残されている宇宙飛行士2人の帰還に向け、交代要員を乗せた米宇宙開発企業スペースXの宇宙船「クルードラゴン」が日本時間16日午後2時45分、ISSに到着した。2人は早ければ19日に帰還の予定。

 ISS滞在が長期化しているのは、米航空宇宙局(NASA)のバッチ・ウィルモア、サニ・ウィリアムズ両宇宙飛行士。昨年6月、米航空宇宙大手ボーイングの宇宙船「スターライナー」の初有人飛行でISSに到着。当初は8日間の滞在予定だったが、スターライナーの不具合により、現在もISSにとどまっている。

 クルードラゴンがISSに到着した後、2人が無重力状態の中で同僚と抱き合う様子が生中継で配信された。ウィリアムズ氏は「素晴らしい日だ」「友人たちの到着を見るのは素晴らしい」と述べた。両飛行士は、早ければ19日以降に予定されている米フロリダ沖への着水、帰還に向けて準備を開始する。

 2人と同じNASAのニック・ヘイグ飛行士と、ロシアの宇宙開発企業ロスコスモスのアレクサンドル・ゴルブノフ飛行士も共に帰還する予定。一方、14日に米フロリダ州のケネディ宇宙センターから打ち上げられ、ISSに到着した交代チームは、宇宙航空研究開発機構(JAXA)の大西卓哉さんら日米ロ4人の飛行士で構成されている。【翻訳編集】 AFPBB News|使用条件

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