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暗号資産にはトランプ大統領という「チャンピオン」 バンス氏

米ラスベガスで開催されている暗号資産(仮想通貨)ビットコインの関連イベントで演説するJ・D・バンス米副大統領(2025年5月28日撮影)。(c)Ian Maule:AFP

米ラスベガスで開催されている暗号資産(仮想通貨)ビットコインの関連イベントで演説するJ・D・バンス米副大統領(2025年5月28日撮影)。(c)Ian Maule:AFP

【AFP=時事】米ラスベガスで開催されている暗号資産(仮想通貨)ビットコインの関連イベントに28日、J・D・バンス米副大統領が登場し、暗号資産にはドナルド・トランプ大統領という「チャンピオンと味方」がいると述べ、現政権は同業界に対する規制の「武器化」を終わらせるとした。

「Bitcoin 2025」の基調演説でバンス氏は、デジタル資産の「革新を促進し、暗号資産を完全に経済に組み込む」ための規制枠組み制定を目指していると述べ、「特にビットコインが既存の経済の一部であり、ここに留まることを米国民に知ってもらいたい」と続けた。また、トランプ政権は現在「(米ドルなどの法定通貨と連動する)ステーブルコイン」の法的枠組みの構築に向けて取り組んでいるとも述べた。

 他方でバンス氏は、暗号資産業界に対して厳しい姿勢を示した米証券取引委員会(SEC)のゲイリー・ゲンスラー前委員長を名指しして批判した。ゲンスラー氏は関連事業者に対して数々の訴えを起こした。【翻訳編集】 AFPBB News|使用条件