株式会社デジタルガレージは、顔写真1枚でパーソナルカラーを診断できるAIサービス「irofit」のウェブ版提供を開始した。
パーソナルカラーとは、生まれ持った肌や瞳、髪の色に調和し、その人を最も魅力的に見せる色のことである。一般的に黄みを感じる色が似合う「イエローベース(イエベ)」と、青みを感じる色が似合う「ブルーベース(ブルベ)」に大別される。
「irofit」は、パーソナルカラーアナリストである三輪詩織氏(株式会社Style Works代表)の監修による診断ロジックを用いており、客観的で精度の高い診断結果を数秒で提供することができる。これまではAPIでのみ提供されていたが、今回のウェブ版提供開始により、導入企業は開発不要で短期間かつ低コストでサービスを活用できるようになった。
診断結果はユーザーには最も似合う「1stタイプ」に加え、「2ndタイプ」も表示されるため、さまざまな色を比較検討できるのが特徴だ。
また、同サービスとあわせて、顔立ちの特徴から似合うファッションテイストを分析するAI診断サービス「balancefit」も提供している。「balancefit」は、顔の輪郭やパーツの特徴から「子供×曲線」「子供×直線」「大人×曲線」「大人×直線」の4つのタイプに分類する。これにより、パーソナルカラーと顔立ちの両面から、個人の魅力を最大限に引き出すトータルな提案が可能となる。
「irofit」は既に化粧品やアパレルブランドのECサイト、実店舗などで導入され、診断結果に基づいた商品提案で購買促進に貢献した実績がある。
今後はEC向けレコメンドサービス「NaviPlusレコメンド」との連携も進め、ユーザーのパーソナルカラーに合わせた商品を提案する計画だ。
同社は8月21日〜22日に東京ビッグサイトで開催される「店舗・EC DXPO東京’25【夏】」に出展し、「irofit」の診断を実際に体験できる機会を提供する。