【AFP=時事】デンマークは7日、15歳未満の子どもによるSNS利用を禁止する方針を発表した。メッテ・フレデリクセン首相は議会開会の演説でこの方針を明らかにしたが、禁止対象となるサービスや具体的な実施方法には触れなかった。具体的なスケジュールは未定だが、法案では保護者の同意があれば13歳以上の子どもがSNSを利用できる内容になるとみられる。
フレデリクセン氏は「携帯電話とSNSは、子どもたちから子ども時代を奪っている」と述べ、デンマークでは11~19歳の男子の約60%が友人と過ごすよりも家にいることを好む傾向にあると指摘した。
同様の取り組みはオーストラリアでも進められており、2024年末には16歳未満のSNS利用を禁止する法案が採択された。対象サービスはフェイスブック、スナップチャット、ティックトック、ユーチューブなどとみられている。【翻訳編集】 AFPBB News|使用条件