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米上院、NASA長官にマスク氏盟友アイザックマン氏を承認

米ワシントンの連邦議会議事堂で開催された公聴会で証言するジャレド・アイザックマン氏(2025年12月3日撮影)。(c)Jim WATSON:AFP

米ワシントンの連邦議会議事堂で開催された公聴会で証言するジャレド・アイザックマン氏(2025年12月3日撮影)。(c)Jim WATSON:AFP

【AFP=時事】米上院は17日、実業家イーロン・マスク氏の盟友で大富豪のジャレッド・アイザックマン氏(42)を米航空宇宙局(NASA)長官に指名する人事案を承認した。支払いシステム企業などの創業者で、民間飛行士として宇宙飛行の経験がある。

 ドナルド・トランプ米大統領は昨年の大統領選挙での勝利後にアイザックマン氏を指名。今年4月に指名を一度撤回したが、11月に再指名した。

 アイザックマン氏は、NASAが進める国際月探査「アルテミス計画」や将来の火星探査の指揮を執るとともに、予算の削減にも対応する。「アメリカは強大なライバルよりも先に月に戻り、月面での科学的、経済的、そして安全保障上の価値を実現することで、自らの存在を長期的に確立する」とアイザックマン氏は公聴会で述べた。【翻訳編集】 AFPBB News|使用条件