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NASA、月有人ミッションの3月中打ち上げを断念 技術的問題で

米フロリダ州ケネディ宇宙センターで、有人月探査ミッションのアルテミスIIスペース・ローンチ・システムロケットとオリオン宇宙船の発射台から見える満月(2026年2月1日撮影)。(c)Miguel J. Rodriguez Carrillo/AFP

米フロリダ州ケネディ宇宙センターで、有人月探査ミッションのアルテミスIIスペース・ローンチ・システムロケットとオリオン宇宙船の発射台から見える満月(2026年2月1日撮影)。(c)Miguel J. Rodriguez Carrillo/AFP

【AFP=時事】米航空宇宙局(NASA)のジャレド・アイザックマン長官は21日、50年以上ぶりとなる月への有人ミッション「アルテミスII」で、3月中の宇宙船の打ち上げを見送ると発表した。ロケットの技術的な問題が発生したためで、打ち上げは4月以降となる。

 NASAは3月6日にも打ち上げるとしていたが、アイザックマン氏はX(旧ツイッター)に投稿し、スペース・ローンチ・システム(SLS)ロケットへのヘリウム流量に問題を検出したため「3月の打ち上げは検討対象外となった」と述べた。打ち上げ場所へ移動させていたSLSロケットとオリオン宇宙船は、必要な修理を行うために組立棟に戻される。

 今回ミッションでは、米国人3人とカナダ人1人の乗組員が10日間、月へと向かう。ただし着陸はせず、月を周回するのみだ。無人のアルテミス1ミッションは、複数回の延期と2回の打ち上げ失敗を経て、2022年11月に実施された。

 米航空宇宙局は、中国が2030年までに初の有人月探査を目指して進めている計画に対抗し、人類を再び月に送り込むことを目指している。NASAは、月を利用して将来の火星ミッションの準備を進めることを期待している。【翻訳編集】 AFPBB News|使用条件

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