スペースワン株式会社は5日午前11時10分、和歌山県串本町の専用射場「スペースポート紀伊」から、小型ロケット「カイロス3号機」を打ち上げた。発射後しばらくは順調に見えたが、その後、上昇中に飛行中断措置が取られ自爆。搭載していた超小型衛星5機の軌道投入に失敗した。
同社によると、発射から68.8秒後、第1段エンジンの燃焼中に機体に備わった自律飛行安全システムが作動し、機体が爆破された。当時の高度は約29kmだった。
カイロス3号機の当初は2月25日の予定だったが、天候不順などで3度延期されていた。民間単独での国内初となる衛星投入を目指したが、初号機、2号機に続き3号機もミッション達成には至らなかった。同日15時からの会見での説明によると、自律飛行安全システムに何らかの問題が発生した可能性があるとのこと。同社は今後、データの詳細な分析を急ぐ方針だ。
