Joey Roulette Steve Gorman[ヒューストン 6日 ロイター] – 米・カナダの宇宙飛行士4人を乗せた米航空宇宙局(NASA)の「アルテミス2」月探査ミッションの宇宙船「オリオン」は6日、人類が地球から最も離れた地点への到達記録を更新した。オリオンは月の重力圏内を航行しながら、まもなく月の裏側へと向かう。
オリオンは6日、地球からの距離が24万8000マイルを超え、1970年にアポロ13号が達成した記録を更新した。オリオンは今後、地球から25万2755マイルに到達する予定で、アポロ13が56年間保持していた記録を約4117マイル(6626キロ)上回る見込みだ。
順調に進めば月の裏側を周回し、約4000マイル上空からその様子を目撃することになる。
月は地球の周りを公転するのと同じ速度で自転しているため、その「ダークサイド(暗黒面)」は常に地球の反対側を向いており、人類はこれまでその表面を直接見たことがない。
6日の月周回でオリオンは、NASAの巨大な無線通信アンテナ網「ディープ・スペース・ネットワーク」から月によって遮断されるため、一時的に通信が途絶える。
