[12日 ロイター] – 米宇宙開発企業スペースXは、米国内や海外で「宇宙基地(スペースポート)」の建設候補地を探している。イーロン・マスク最高経営責任者(CEO)が12日、Xへの投稿で明らかにした。大型ロケット「スターシップ」を将来的に年間数千回打ち上げる目標に向けた準備の一環。
スターシップは従来の使い捨てロケットとは異なり、最小限の整備で迅速に再利用できるよう設計されており、スペースXは、この再利用能力が打ち上げコスト削減と年間数千回の飛行実現に不可欠だとしている。
同社はオンラインで公表した声明で、「われわれが年間数千回の飛行を目指し、スターシップを大量に打ち上げる計画であることは周知の事実だ」とし、そのようなペースを実現するには「多くの異なる場所」からの打ち上げが必要になると述べた。
マスク氏は以前、将来の宇宙基地は空港のように運用され、ロケットを迅速に再利用しながら1日に複数回の打ち上げを処理できるようになるとの見方を示していた。
関係者によると、スペースXは6月の上場を目指している。評価額約1兆7500億ドルで最大750億ドルの調達を目指しており、世界最大規模の新規株式公開(IPO)になる見通しだ。
現在、テキサス州の「スターベース」施設からスターシップの試験飛行を行っており、フロリダ州でも追加のインフラ整備を進めている。
