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オープンAIがチャットGPTのエージェント型進化版、自律的に資料作成へ

オープンAIがチャットGPTのロゴ。2023年2月撮影。 REUTERS/Dado Ruvic

オープンAIがチャットGPTのロゴ。2023年2月撮影。 REUTERS/Dado Ruvic

[9日 ロイター] – 米オープンAIは9日、人気の高い対話型人工知能(AI)「チャットGPT」を業務実行型のエージェントAIに進化させた「チャットGPTワーク」を発表した。

 同社の高度基盤モデル「GPT-5.6」を搭載したチャットGPTワークは、複数のアプリケーションやファイル、作業フローで横断的に情報収集と分析を行って、説明資料や報告書、ウェブサイトの作成を自律的に実行できる。

 以前からオープンAIは「オペレーター」や「ディープリサーチ」といったエージェントAIを展開し、それらを個人ユーザー向けの「チャットGPTエージェント」に統合したほか、企業の作業フロー自動化向けの「ワークスペース・エージェンツ」も提供しており、今回の発表はそうした取り組みの延長線上にある。

 オープンAIと競合するアンソロピックは既に、多段階のタスクを自律的に計画・実行できるエージェント「クロード・コワーク」を投入して企業向けの展開を強化している。

 アンソロピックは今年に入って、法務、営業、マーケティング、データ分析のタスクを自動化するために、クロード・コワークのエージェント用追加機能を発表。この動きはAIによるデータ分析業界への広範な破壊的影響を懸念し、米国と欧州のソフトウエア・専門サービス関連株の急落を引き起こした。

 アンソロピックだけでなく、オープンAIを支援するマイクロソフトも、エージェント型AIの提供を拡充するために「コパイロット・コワーク」を投入している。

 今回オープンAIは、新しいチャットGPTデスクトップアプリと、ユーザーがチャットGPTワークを通じて直接ウェブサイトを構築・共有できるホスト型ウェブサイト機能も発表した。

 チャットGPTワークは9日にウェブおよびモバイルで展開を開始し、まずは「プロ」「エンタープライズ」「エデュ(教育機関向け)」のユーザーから提供される。その後数日間で「プラス」「ビジネス」ユーザーにも拡大される予定だ。

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