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テスラ、無人タクシー「サイバーキャブ」日本初公開 国内展開は未定

イベント会場に到着した金色のテスラ・サイバーキャブと騎馬警官。9月3日、米テキサス州オースティンで撮影。REUTERS/Kaylee Greenlee

イベント会場に到着した金色のテスラ・サイバーキャブと騎馬警官。9月3日、米テキサス州オースティンで撮影。REUTERS/Kaylee Greenlee

[東京 11日 ロイター] by Maki Shiraki – 米電気自動車(EV)大手テスラは11日、無人の自動運転タクシー(ロボタクシー)専用車両「サイバーキャブ」を日本で初公開した。運転席がなく、ハンドルやペダル、ミラーもない車両で、9月から米テキサス州の一部地域で同車両による配車サービスが始まった。日本での展開は現時点では未定だが、 テスラ日本法人の橋本理智社長は 「チャンスがあれば実施したい」と述べ、「日本の法整備やわれわれの(車両の)安全性が両立できたときにローンチしたい」と話した。

 現在、日本で認可されている人間が介在しない「レベル4」の自動運転車は、限られたエリアや決められたルートでの運行が中心。サイバーキャブを日本で走行させるためには、国土交通省から「レベル4」の自動運転車として車両の保安基準緩和認定や型式指定を受ける必要がある。走行認可区域を管轄する都道府県公安委員会から特定自動運行許可も取得しなければならず、2つの大きな法規制のハードルを乗り越えなければならない。

 同社は今年4月からサイバーキャブの量産を米国で開始。ドライバーの代わりに8つのカメラとAI(人工知能)が周囲の認知から運転動作まで行う。クーペタイプの2人乗りで、左右のドアが上方に開く「バタフライドア」を採用している。テスラが独自に開発した高度運転支援システム「フルセルフドライビング(FSD)」を搭載している。

 橋本社長は日本での展示の狙いについて「テスラの最先端テクノロジーを身近に感じてもらう。絵にかいた餅ではなく、(技術を)実装していることを実際にわかっていただきたい」と説明した。サイバーキャブは、現在販売している「モデルY」などと同じ設計思想で、搭載技術もほぼ同じという。まずは2026年中を目指している日本でのFSDの搭載を優先して進める考え。FSDは、同社が標準装備する「オートパイロット」の機能を大幅に拡張した上位システムで、自動で走行できる範囲が一般道にも広がる。