
写真はメタの人工知能(AI)エージェント「ミューズ」のロゴと、キーボード、ロボットの手のイメージ。9月23日撮影。REUTERS/Dado Ruvic
[25日 ロイター] – メタ・プラットフォームズは同社の人工知能(AI)エージェント「ミューズ」において、利用者の機密性の高い個人情報にアクセスできる可能性のある脆弱性が発見されたため安全性に関する警告をより明確な内容にした。米IT専門メディアの「ジ・インフォメーション」が25日報じた。
報道によると、この脆弱性は外部の研究者がメタのバグ報奨金制度を通じて報告したもので、これまで見つかっていなかった。ジ・インフォメーションが確認したメタ社内のインシデント報告書によると、攻撃者がこの脆弱性を通じて利用者専用の仮想マシンへアクセスできる可能性があった。この仮想マシンは、個別に割り当てられたクラウドベースのアカウントで、電子メールや各種ファイルなどのデータが保存されているという。
同報告書によると、メタは当初、この脆弱性を5段階評価のうち上から3番目に深刻なレベルに当たる「SEV―2」に分類していた。この分類は通常、重大な影響を及ぼす可能性のある事案に適用される区分だという。
ロイターのコメント要請に対し、メタは現時点で回答していない。
ミューズは今月上旬に公開されたメタの個人向けAIエージェントで、買い物や旅行予約、電子メールの送信、決済などの作業を利用者に代わって行うよう設計されている。この数週間でアップルのアプリ配信サービス「App Store」とグーグルの「Google Play」でランキングが急速に上昇。米国とカナダの無料アプリランキングで首位に立った。市場調査会社センサー・タワーの推計によると、公開後2週間のダウンロードは約280万件に達した。