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スペースX「スターシップ」初の軌道到達、衛星26基展開 不具合も

スペースXの「スターシップ」、初の軌道到達 衛星26基展開

スペースXが「スターシップ」を打ち上げ、初めて軌道に到達した。28日、米テキサス州スターベースで撮影。REUTERS/Steve Nesius

Joey Roulette

[スターベース(米テキサス州) 28日 ロイター] by Joey Roulette – 米実業家イーロン・マスク氏率いる宇宙開発企業スペースX は28日、次世代ロケット「スターシップ」を米テキサス州から打ち上げた。スターシップとして初めて地球の周回軌道に到達し、衛星通信サービス「スターリンク」の次世代衛星26基を展開した。

 ただ、10時間の予定だった無人ミッションは、「スーパーヘビー」ブースターとの分離後、スターシップの主エンジン3基のうち1基が予定より早く停止したため、3時間に短縮された。

28日のミッションは、スターシップの試験飛行であると同時に、スターリンク衛星を軌道に運ぶ実運用でもあった。最終設計の開発は続いているが、スターシップとして初めて収益を生むミッションとなった。

一方、この日のスペースX株は2%下落した。今回発生した不具合が、年内にスターシップの定期運用を開始するという同社の目標にどう影響するかは不明だ。

マスク氏は「スターリンクV3衛星26基全てが正常に稼働している」とXに投稿した。

当初の計画では、これまでで最長となる飛行で地球を6周した後、南米チリ沖に着水することになっていた。

また、打ち上げに使用された第1段ブースター「スーパーヘビー」は、エンジン制御によってメキシコ湾に着水した。

今回の飛行試験は14回目。2023年以降に実施したこれまでの13回の打ち上げはいずれも亜軌道飛行にとどまっていた。

アナリストらは、28日に打ち上げられた新型「V3」スターリンク衛星によって対応可能な顧客数が増えることで、スターリンク事業に数億ドル規模の収入が見込めると試算。同社の収益の中核を担うスターリンク事業を支えるスターシップの役割が大きくなっている。

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