[サンフランシスコ 7日 ロイター] by Stephen Nellis – マイクロソフトは7日、パソコン(PC)上で直接実行可能な人工知能(AI)コーディングモデルと、AIエージェントが許可なくデータにアクセスするのを防ぐ新たなセキュリティー技術を発表した。個人向け機器へのAI導入を進めるアップルに対抗する動きとなる。
同社はサンフランシスコで開かれたイベントで、半導体大手エヌビディアのPCチップ「RTXスパーク」を搭載した高性能ノートPC「Surface Ultra」も発表した。マイクロソフトは、AIエージェントがコンピューターコードの作成や複雑な業務プロジェクトの処理などをデスクトップやノートPC上で行うためのプラットフォームへと「ウィンドウズ」を変革させようとしている。
マイクロソフトにとって今回の動きは、同社の高コストなクラウドコンピューティングプラットフォーム「Azure(アジュール)」のデータセンターで行われている作業の一部を、企業や家庭にある高性能なウィンドウズマシンに移行できるとの見込みに賭けた戦略となる。
エヌビディアにとっては、ウィンドウズPC市場に食い込むことができれば、インテルやアドバンスト・マイクロ・デバイセズ(AMD)が支配する最後の主要市場の一つを切り崩せる可能性がある。
新型「Surface Laptop Ultra」の価格は2599ドルからで、20コアのプロセッサー、128ギガバイトのメモリー、1テラバイトのストレージを搭載したモデルは5899ドル。
