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正体不明のドローン、サンタのプレゼント配りに影響せず 米空軍

米ニューヨーク市上空を飛ぶサンタクロースの追跡画面とNORADのロゴが表示されたスマートフォンの画面(2023年12月24日撮影)。(c)Chris DELMAS:AFP

米ニューヨーク市上空を飛ぶサンタクロースの追跡画面とNORADのロゴが表示されたスマートフォンの画面(2023年12月24日撮影)。(c)Chris DELMAS:AFP

【AFP=時事】カナダと米国の共同防衛機関、北米航空宇宙防衛司令部(NORAD)が毎年恒例のサンタクロースの「追跡」発表を行う中、米空軍のグレゴリー・ギヨ大将は24日、ニュージャージー州で最近目撃情報が相次いでいる正体不明のドローンがサンタクロースの活動に影響する恐れはないと確約した。

 NORADは、サンタクロースとトナカイは日本と北朝鮮、インドネシアなどの東・東南アジアを訪れた後、ロシアとイランに立ち寄ったと報告。

 グリニッジ標準時(GMT)25日午前1時(日本時間同10時)時点で、サンタクロースはブラジルを北上し、ガイアナに向かっているとした。ニュージャージー州ではこの数週間、正体不明のドローンの目撃情報が相次ぎ、その大半は誤認によるものだが、世界中から関心を集めている。

 ギヨ大将はFOXニュースに対し、「もちろん、ドローンその他の飛行物体については懸念している」とした上で、「だが、今年のサンタの活動にドローンが障害になるとはわれわれは全く予測していない」と述べた。サンタクロースの追跡イベントには昨年に続いてジョー・バイデン米大統領も参加し、NORADに寄せられた子どもたちからの電話に応対した。【翻訳編集】 AFPBB News