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ispace、月面着陸失敗 着陸船との通信途絶える

東京で記者会見を行う宇宙企業「ispace(アイスペース)」の袴田武史CEO(中央、2025年6月6日撮影)。(c)Kazuhiro NOGI:AFP

東京で記者会見を行う宇宙企業「ispace(アイスペース)」の袴田武史CEO(中央、2025年6月6日撮影)。(c)Kazuhiro NOGI:AFP

【AFP=時事】宇宙企業「ispace(アイスペース、東京)」は6日、月着陸船「レジリエンス」が月面着陸に失敗したとの見解を発表した。最終降下中に通信が途絶えたとしている。

「レジリエンス」は6日午前4時17分、月の北半球にあるクレーター「氷の海(マレ・フリゴリス)」付近に着陸が予定されていたが、予定時刻から約15分後、ライブ配信のアナウンサーが英語通訳を介し、「ミッションコントロールセンター(MCC)のメンバーは着陸機との通信を引き続き試みる」と述べ、さらなる情報は記者会見で発表されると付け加えた。

「ispace」は米国以外で初めて、そして民間企業としては3番目となる月面への軟着陸を目指していた。同社の袴田武史最高経営責任者(CEO)は、失敗に終わった2年前の「ミッション1」の経験を生かしての再挑戦と話していた。【翻訳編集】 AFPBB News|使用条件