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メタの新SNS「スレッズ」、5日で登録者1億人突破

米メタの新SNS「スレッズ」のロゴ(2023年7月6日撮影)。(c)Stefani Reynolds : AFP

米メタの新SNS「スレッズ」のロゴ(2023年7月6日撮影)。(c)Stefani Reynolds : AFP

【AFP=時事】ツイッター(Twitter)に対抗する対話型アプリとして登場した米メタ(Meta)の新アプリ「Threads(スレッズ)」の登録者数が、サービス提供開始後5日足らずで1億人を突破した。データ追跡サイトが10日、明らかにした。

 データ追跡会社クイバー・クオンティテイティブ(Quiver Quantitative)は日本時間10日午後4時時点で、スレッズの登録者数が1億人を突破したと報告した。対話型AI「チャットGPT(ChatGPT)」の記録を更新し、最速での1億人達成となった。

 利用者1億人を獲得するのにチャットGPTは2か月、動画共有アプリ「ティックトック(TikTok)」は9か月を要している。

 スレッズは日本時間6日午前8時、100か国を対象にアップル(Apple)版とアンドロイド(Android)版の提供を開始。ただし欧州では、メタが欧州連合(EU)のデータ保護違反を取り沙汰されているため提供を開始していない。

 定期的な利用者数約2億人と推定されるツイッターに対抗するプラットフォームは、これまで複数登場したが、多くはツイッターを抜き去るほどの成長を見込めていない。

 スレッズは、定期的な利用者数が10億人を超えるメタ傘下の写真共有アプリ「インスタグラム(Instagram)」と連携でき、登録が容易となっている。

 一方、ツイッターは米実業家イーロン・マスク(Elon Musk)氏が昨年買収し、従業員の大量解雇に踏み切って以来、技術的な問題や課金制導入、政治的な方針変更などで利用者離れが進んでいる。【翻訳編集】 AFPBB News|使用条件