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ツイッター、ロゴを「X」に変更へ 青い鳥に「さようなら」

ツイッターのロゴ(2022年10月28日撮影、資料写真)。(c)Constanza HEVIA : AFP

ツイッターのロゴ(2022年10月28日撮影、資料写真)。(c)Constanza HEVIA : AFP

【AFP=時事】実業家イーロン・マスク(Elon Musk)氏は22日夜、自身が所有する米ツイッター(Twitter)について、青い鳥のロゴを廃止し、「X」の名称でイメージ刷新を図る考えを明らかにした。決済機能などを備えたアプリへの移行を早急に目指すとしている。

 マスク氏は「近くツイッターというブランドと、そして段階的にすべての「鳥」にも別れを告げることになるだろう」とツイート。「ツイート(鳥のさえずり)」という表現を生んだロゴに終止符を打つ考えを示した。

 マスク氏は昨年10月にツイッターを440億ドル(約6兆2000億円)で買収。以来、従業員の大量解雇によるコンテンツモデレーション(投稿監視)システムの崩壊や、マスク氏の経営スタイルが敬遠され、同氏は今月に入り、広告収入がほぼ半減したと明らかにしていた。

 一方で、ツイッターのプラットフォームを利用した決済やeコマース(電子商取引)といった機能の導入を目指してきた。

 リンダ・ヤッカリーノ(Linda Yaccarino)最高経営責任者(CEO)は23日のツイートで、Xは「オーディオ、動画、メッセージの受送信、決済を中心に無限の先進的な双方向性」を備えたアプリだと指摘。「アイデアや商品、サービス、さまざまな機会を生み出すグローバルな市場」を創出すると説明した。

 ツイッターに対抗し、フェイスブック(Facebook)を運営する米メタ(Meta)は今月、対話型アプリ「Threads(スレッズ)」のサービスを開始。ユーザーは1億5000万人に達したとされるが、市場調査会社センサー・タワー(Sensor Tower)によると、利用時間は激減している。【翻訳編集】 AFPBB News|使用条件