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NASA、火星ヘリと通信回復 今後の運用は不明

米航空宇宙局(NASA)の火星探査車「パーシビアランス」から捉えた同探査車の一部と、小型ヘリコプター「インジェニュイティ」。NASA提供(2021年4月6日入手)。(c)AFP PHOTO / NASA/JPL-Caltech/HANDOUT

米航空宇宙局(NASA)の火星探査車「パーシビアランス」から捉えた同探査車の一部と、小型ヘリコプター「インジェニュイティ」。NASA提供(2021年4月6日入手)。(c)AFP PHOTO / NASA/JPL-Caltech/HANDOUT

【AFP=時事】米航空宇宙局(NASA)は20日、一時途絶えていた、火星で運用中のヘリコプター「インジェニュイティ(Ingenuity)」との通信が回復したと明らかにした。

 NASAジェット推進研究所(Jet Propulsion Laboratory、JPL)は、「朗報がある」とX(旧ツイッター)に投稿。火星探査車「パーシビアランス(Perseverance)」に対し、「インジェニュイティからの信号を受信するため長時間のセッションを試みるよう指示を出した」ところ、通信を確認できたと述べた。

 JPLは「72回目の飛行中に起きた突然の通信途絶について調べるため、チームは最新データを確認中」としている。

 今後、インジェニュイティが再び飛行できるのかとの質問がXに寄せられると「データを検証しなければ判断できない」と返答した。【翻訳編集】 AFPBB News|使用条件