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天の川銀河最大のブラックホール発見 質量は太陽の33倍

欧州宇宙機関(ESA)の宇宙望遠鏡「ガイア」のイメージ図(2013年8月8日提供)。(c)AFP PHOTO : ESA - D. DUCROS

欧州宇宙機関(ESA)の宇宙望遠鏡「ガイア」のイメージ図(2013年8月8日提供)。(c)AFP PHOTO : ESA - D. DUCROS

【AFP=時事】天の川銀河(銀河系、Milky Way)でこれまでに観測された中で最大となる恒星ブラックホールが発見されたことが16日、発表された。太陽の33倍の質量があるという。

 国立科学研究センター(CNRS)の天文学者はAFPに対し、このブラックホールは欧州宇宙機関(ESA)の宇宙望遠鏡「ガイア(Gaia)」が収集したデータから「偶然」発見され、「ガイアBH3(Gaia BH3)」と名付けられたとパリ天文台(Observatoire de Paris)で語った。わし座の方向にあり、地球からは2000光年離れているという。

 恒星ブラックホールは大質量星が寿命を迎えて崩壊する際にできる。超大質量ブラックホールよりも小さい。

 ガイアBH3は「休眠状態」のブラックホールでX線を発していないため、発見が難しかったとされる。 ESAの宇宙望遠鏡ガイアは過去10年間、地球から150万キロ離れた地点で観測を続け、2022年には18億個以上の天体の位置と動きを3Dマップ化した。【翻訳編集】 AFPBB News|使用条件