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中国、28年前後に火星の「サンプルリターン」実施へ

火星探査機「天問1号」の火星着陸の様子を示したイメージ図(2021年5月15日撮影)。(c)Xinhua News

火星探査機「天問1号」の火星着陸の様子を示したイメージ図(2021年5月15日撮影)。(c)Xinhua News

【新華社合肥9月7日】中国は2028年前後に火星からサンプルを持ち帰る「天問3号」ミッションのため2回にわたって打ち上げを実施する。安徽省黄山市で5日開かれた第2回深宇宙探査(天都)国際会議で、同ミッションの総設計師を担う劉継忠(りゅう・けいちゅう)氏が明らかにした。

中国の火星探査ミッションは、21年に打ち上げられ火星着陸に成功した「天問1号」に続く2回目。今回は生命の痕跡を探すことを第一の科学目標とし、火星表面でのサンプル採取、火星からの離陸、周回軌道でのランデブー、惑星保護などの重要技術で突破を図り、「サンプルリターン」の実現を目指す。

中国の惑星探査プロジェクト「天問シリーズ」は、小惑星を探査する「天問2号」の打ち上げを25年前後に、木星を探査する「天問4号」の打ち上げを30年前後に計画している。【翻訳編集】Xinhua News/AFPBB News|使用条件

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