米グーグルのロゴ(2025年9月29日撮影、資料写真)。(c)Nicolas TUCAT:AFP
【AFP=時事】米グーグルは14日、インド南部に巨大なデータセンターと人工知能(AI)研究拠点を設立すると発表した。今後5年間で150億ドル(約2兆2800億円)を投資する計画だ。
グーグルクラウドのトーマス・クリアン最高経営責任者(CEO)は、ニューデリーでの式典で「米国外で最大のAIハブへの投資」と語り、今後5年で「150億ドルの資本投資」を行い、南部アンドラプラデシュ州ビシャカパトナムに「1ギガワット規模のAIハブ」を設立すると説明した。ビシャカパトナムの施設については、最終的に「数ギガワット規模に拡大する」計画もあるとした。
インドでは、企業や個人による導入の拡大を背景にAIツールやソリューションの需要が急増しており、年末までにインターネット利用者は9億人を超える見通し。
インドのアシュウィニ・バイシュナウ情報技術相は、グーグルの投資に謝意を示し、「このデジタルインフラは、インドAIビジョンの目標達成に大いに貢献するだろう」と述べた。【翻訳編集】 AFPBB News|使用条件