
写真は北京で開催されたハーフマラソン大会でのゴールラインを通過するオナーの人型ロボット。REUTERS/Maxim Shemetov
[北京 19日 ロイター] by Eduardo Baptista,Laurie Chen- 北京で19日、ヒト型ロボットによるハーフマラソン大会が開かれ、中国のスマートフォンブランド「Honor(オナー)」が開発したロボットが50分26秒で優勝した。
昨年の大会では大半のロボットが完走できず、優勝したロボットのタイムも人間部門の優勝ランナーの2倍以上かかったが、今年は急速な技術の進歩を見せつけた。
参加チームは昨年の20から5倍超に増加。先頭グループのロボットは人間の優勝者に10分以上上回った。半数近くは遠隔操作ではなく自律走行だった。21キロのコースでは衝突防止のため、人間約1万2000人とロボットのコースを分けてレースが行われた。
通信機器最大手、華為技術(ファーウェイ)から独立したオナーのチームが表彰台を独占。優勝タイムは3月にリスボンでウガンダ人ランナーのジェイコブ・キプリモ選手が樹立した男子世界記録(57分20秒)を上回った。1位から3位までいずれも自律走行だった。
オナーのエンジニアは、エリートランナーの体つきに似せて脚の長さを90─95センチにし、スマホに使う液冷技術も搭載したと説明。「速く走ること自体は無意味に見えるかもしれないが、構造耐久性や冷却といった技術の応用につながり、いずれ産業用途にも波及する」と語った。