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マスク氏、TikTok米事業買収に関心ない

イーロン・マスク氏。米首都ワシントンの連邦議会議事堂で(2025年1月20日撮影)。(c)Chip Somodevilla:POOL:AFP

イーロン・マスク氏。米首都ワシントンの連邦議会議事堂で(2025年1月20日撮影)。(c)Chip Somodevilla:POOL:AFP

【AFP=時事】米実業家のイーロン・マスク氏が、中国発の動画共有アプリ「TikTok(ティックトック)」の米国事業の買収に関心がないと発言したことが分かった。1月末にドイツで開催されたフォーラムにオンラインで参加した際のコメントが、8日に公開された。

 マスク氏は「TikTok(買収)に入札していないし、TikTokを手に入れた場合にどうするかについての計画もない」と語った。

 ユーザーのデータ収集に関する国家安全保障上の懸念から、TikTokは親会社である中国の字節跳動(バイトダンス)との関係を断つか、さもなければ米国での運営を停止するかの選択を迫られている。 

 ドナルド・トランプ大統領は就任直後、TikTokを米国で事実上禁止する法律の施行の一時停止を命じた。その直後にトランプ氏は、X(旧ツイッター)などのオーナーであるマスク氏がTikTokの買収に前向きだと述べていた。

 しかし、マスク氏は「個人的にTikTokを使っていないのであまり詳しくない」「TikTokを買収したいとは思っていない」と語った。【翻訳編集】 AFPBB News