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中国・長江デルタの40都市65の鉄道駅で「顔認証入場」を導入

顔認証による自動検札入場システム(2018年2月1日撮影、資料写真)。(c)CNS/賈天勇

顔認証による自動検札入場システム(2018年2月1日撮影、資料写真)。(c)CNS/賈天勇

【CNS】中国鉄路上海局集団は22日、今年の下半期に、高速鉄道・普通鉄道合体型の12の駅および四つの普通鉄道駅と一つの高速鉄道駅で計104台の「顔認証入場設備」を増設すると発表した。

 これにより、上海市、江蘇省(Jiangsu)、浙江省(Zhejiang)を含む長江デルタ地区の鉄道駅において、「顔認証入場設備」はこれまでの476台から580台に増加し、設置範囲は26都市48駅から40都市65駅へと拡大され、鉄道駅の利用はますます便利になる。

 近年、長江デルタにおける鉄道利用者数は終始「超人気」を保ち、史上最高を塗り替え続けている。今年の夏休みだけで、旅客数はのべ1億人を超え、1日当たりの平均旅客数は220万人に上る。旅客数の急速な増加に伴い、駅への入場や待合室関連のサービスはより高いクオリティーが求められている。

 同集団の責任者によると、顔認証入場設備が人間に取って代わりスマート化されてゆくのは時代の流れであり、入場効率を向上させ、混雑の緩和に役立つとしている。【翻訳編集】 CNS/AFPBB News |使用条件