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神戸市が全国から募集 新型コロナウイルス対策を持つスタートアップ

地域課題解決プロジェクト「Urban Innovation KOBE」×「新型コロナウイルス」

地域課題解決プロジェクト「Urban Innovation KOBE」×「新型コロナウイルス」

 神戸市は、4月20日より新型コロナウイルス対策となり得るテクノロジーや提案を持つスタートアップの募集を開始した。同市の発表によれば対象となるのは「データ解析・感染恐れ確認・困窮事業者支援・市民生活支援等のための技術」となっており、例えば新型コロナ関連情報発信や非接触検温など、さまざまな困難に直面している市民生活を支援するサービスや技術を持ったスタートアップに参加を呼びかけている。

 これは神戸市が2018年から取り組んできた地域課題解決プロジェクト「Urban Innovation KOBE」のプロジェクトの一環として実施するもの。審査により選ばれたスタートアップには一件あたり50万円上限として開発支援金が提供され、市民や市役所でのテスト・試行導入・実証実験を経て、成功したモデルには神戸市での実装も検討される。

 このプロジェクトはスピードが重視されており、基本的な審査はオンラインで行われる。一次審査は応募後2営業日を目途に結果を通達し、二次審査及び実証実験開始時期も最短で1週間以内となっている。

 すでに募集は始まっており応募状況に応じて締切られる予定なので、参加の意志があるスタートアップは急ぎこちらで応募方法や詳細を確認するといいだろう。

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朝日新聞社にてデジタルメディア全般を手掛ける。「kotobank.jp」の創設。「asahi.com(現朝日新聞デジタル)」編集長を経て、朝日新聞出版にて「dot.(現AERAdot.)」を立ち上げ、統括。現在は「DG Lab Haus」編集長。