マサチューセッツ工科大学のメディアラボ元所長で、株式会社デジタルガレージの共同創業者でもある伊藤穰一が、ナビゲーターを努めるポッドキャスト「JOI ITO’S PODCAST ―変革への道― 」。今週は、銀座のCryptoBarP2Pで収録を行った。
このバーには、毎晩のように多くの仮想通貨関係者が集まり情報交換したり、イベントを開催しているという。CryptoBarP2Pを運営する、なっちゃんとBBBさんにバー設立の背景を聞いた。
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伊藤穰一(以下、伊藤):CryptoBarP2Pを、始めたきっかけとかストーリーって?
なっちゃん:私は、2017年に初めて暗号通貨を購入したんですが、コロナ禍で時間ができたことをきっかけに、DeFiなどに触れ、これ面白いなということで、いろいろ情報を追いかけるようになりました。そうした生活が続く中で、友達にも家族にもこのクリプトについて話すことができないっていうことで、これはそういう場所を作ったらみなさんに来ていただけるんじゃないかっていうことがきっかけです。そんな中、BBBさんがTwitterでいつも情報発信をしていらしたので、是非私の方から「一緒にやりませんか」っていう風に声を掛けさせていただきました。
伊藤:この場所はすでに見つけていたのですか?
なっちゃん:はい。またまたこの場所は空いていることを知っていて、この場所を使って何かできないかなと考えていた時に、日本の開発者の方がNFTで開く扉を開発されている動画を見て「ああ、これで何かちょっとクリプト好きの皆さんが自由に出入りできるようなたまり場を作ろう」っていう風に思いました。
伊藤:お店のネーミングはどういうきっかけで決まったのですか。
なっちゃん:皆さんにちょっとアイデアを募集したところ、クリプトリサーチャーのある女性からCryptoBarP2Pはどうって言われて、これはもう満場一致でいい名前だっていうことで決まりました。
ーーまた、最近では、クリプト関係者が集まるコワーキングスペースがスタートしたりと「リアル」の場が広がりつつある。
伊藤:最近、渋谷にクリプトのコワーキングスペースができたり、他に色々できてくると思うんですけど、その辺とはどういう関係になっていくんですか。
BBB:そうですね。何かライバルで敵対してみたいなことは、P2Pとしてはそんなに考えてなくて、渋谷もそうですし、Joiさんが今後作る恵比寿のバーもそうですし、東新宿にもできてみたいな形で、いろいろリアルな空間っていうふうなところができていく流れがあるので、今後、web3を触っていく人間として、何か一丸となって場を盛り上げるための取り組みが一緒にできたらなと思っています。
インタビューではバーでの決済方法や、バーに集まる人々の「お酒の飲み方」などさまざまな話が繰り広げられた。詳しくは番組をお聴きいただきたい。
【耳寄り情報】2022年10月12日〜23日の12日間、CryptoBar P2Pポップアップストアが福岡にオープン!(リリースより)
【JOI ITO 変革への道 – Opinion Box】
番組では、リスナーからのお便りを募集しています。番組に対する意見だけではなく、伊藤穰一への質問なども受け付けます。特に番組に貢献したリスナーには番組オリジナルのNFT会員証をプレゼントします。
https://airtable.com/shrKKky5KwIGBoEP0
【編集ノート】
伊藤穰一からのメッセージや、スタッフによる制作レポート、そして番組に登場した難解な単語などはこちら。
https://joi.ito.com/jp/archives/2022/09/26/005826.html
■「JOI ITO’S PODCAST ―変革への道―」
#47 クリプト関係者が夜な夜な集まるCryptoBarP2Pの開業秘話に迫る
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