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ツイッターに代われるか 招待制「ブルースカイ」に注目に集まる

ツイッター共同創業者のジャック・ドーシー氏(2021年6月4日撮影、資料写真)。(c)Marco BELLO / AFP

ツイッター共同創業者のジャック・ドーシー氏(2021年6月4日撮影、資料写真)。(c)Marco BELLO / AFP

【AFP=時事】ツイッター(Twitter)の共同創業者ジャック・ドーシー(Jack Dorsey)氏が立ち上げた、ツイッターによく似たSNS「ブルースカイ(Bluesky)」がにわかに注目を集めている。現在開発中の新プラットフォームは招待制で、インフルエンサーやセレブらは招待を受けようと躍起になっている。

 昨年10月に米富豪のイーロン・マスク(Elon Musk)氏がツイッターを買収すると、多くのツイッターユーザーが乗り換え先のSNSを探したが、代替プラットフォームとして確立されたサービスは依然存在しない。

 ブルースカイは、ツイッターユーザーが使いやすいよう、見た目も使用感もツイッターに似せて作られている。ただし、投稿は「ツイート」ではなく「スキート(skeet)」と称される。

 先週、ツイッターで数百万人のフォロワーを持つアレクサンドリア・オカシオコルテス(Alexandria Ocasio-Cortez)米下院議員とファッションモデルのクリッシー・テイゲン(Chrissy Teigen)さんがブルースカイにアカウントを開設すると、同サービスへの注目が一気に高まった。

 現在ブルースカイに加入できるのは、招待を受けた人のみ。米誌フォーブス(Forbes)はアプリ分析サイトData.aiの情報として、ブルースカイのアプリがこれまでに36万回ダウンロードされたと報じている。

 ドーシー氏はブルースカイへの投稿で、マスク氏はツイッターのリーダーとして適任ではないと思うと発言している。

 CNBCの報道によると、ドーシー氏はユーザーからの質問に答える形で、マスク氏による買収は「大失敗」だったと指摘。

 マスク氏は買収合意を「破棄」すべきだったとし、ツイッター役員らがいったんは手を引こうとしていたマスク氏に契約履行を迫ったのは間違いだったとの見方を示した。

 ただし当時はドーシー氏も、マスク氏による買収を支持していた。【翻訳編集】 AFPBB News|使用条件