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培養鶏肉 米国農務省が販売認可

JWマリオットホテルで提供されるグッド・ミートの培養鶏肉を使って作られた料理。同社提供(2023年6月21日提供)。(c)Handout : GOOD Meat : AFP

JWマリオットホテルで提供されるグッド・ミートの培養鶏肉を使って作られた料理。同社提供(2023年6月21日提供)。(c)Handout : GOOD Meat : AFP

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【AFP=時事】米農務省は21日、動物の細胞を培養して作った鶏肉について、国内2社を対象に販売を認可したと明らかにした。一般流通が認められるのはシンガポールに次ぎ世界で2か国目。

 認可を受けたのはアップサイド・フーズ(Upside Foods)とグッド・ミート(Good Meat)。両社の製品は近く一部のレストランで提供されるという。

 両社の培養鶏肉については、食品医薬品局(FDA)が昨年11月、安全性を確認。農務省は先週、両社の食品表示ラベルは誤解を招くものでないと認定し、販売を承認した。

 アップサイド・フーズのウマ・バレティ(Uma Valeti)最高経営責任者(CEO)は声明で、「今回の認可は食肉の流通を根本的に変えるものになる」「選択肢と生命を守る、より持続可能な未来に向けた大きな一歩だ」と歓迎した。

 グッド・ミートのジョシュ・テトリック(Josh Tetrick)CEOは、同社の培養肉が「世界最大の経済圏で一般流通を認可された」と述べた。同社は、米スタートアップ企業イート・ジャスト(Eat Just)の培養肉製造子会社。【翻訳編集】 AFPBB News|使用条件