Open Innovation Platform
FOLLOW US

米国マイクロン製品、中国でサイバーセキュリティー審査に不合格

中国国家インターネット情報弁公室の公式サイトに掲載されたマイクロン・テクノロジーへの審査に関する公告(2023年5月21日撮影)。(c)Xinhua News

中国国家インターネット情報弁公室の公式サイトに掲載されたマイクロン・テクノロジーへの審査に関する公告(2023年5月21日撮影)。(c)Xinhua News

【Xinhua News】中国国家インターネット情報弁公室(CAC)のサイバーセキュリティー審査弁公室はこのほど、中国国内で販売されている米半導体大手マイクロン・テクノロジーの製品について、法律に基づくサイバーセキュリティー審査を実施した。

 審査の結果、マイクロン製品には比較的深刻なサイバーセキュリティー上の潜在的危険性があり、中国の重要情報インフラのサプライチェーンに重大なセキュリティーリスクをもたらし、国家安全保障に影響を及ぼすことが判明した。このため、同弁公室は法律に基づき審査不合格の結論を下した。サイバーセキュリティー法などの法令に基づき、国内の重要情報インフラ運営者は同社製品の購入を停止しなければならない。

 今回のマイクロン製品に対する審査は、製品のサイバーセキュリティー上の問題が国の重要情報インフラの安全性を脅かすことを防ぐのが目的であり、国家安全保障を守るための必要な措置となる。中国はハイレベルな対外開放を揺るぎなく推進しており、中国の法令を順守する限り、各国企業や各種プラットフォームの製品・サービスの中国市場参入を歓迎する。【翻訳編集】Xinhua News/AFPBB News|使用条件