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「AIデジタルアナウンサー」が日本の地上波にも登場

AIアナウンサー「iina」(ニュウジアのリリースより)

AIアナウンサー「iina」(ニュウジアのリリースより)

 株式会社テレビ北海道と人工知能(AI)技術の研究開発を行うスタートアップ 株式会社ニュウジア(本社・東京都中央区)は16日、AIを使ったデジタルアナウンサー「iina(いいな)」を天気予報番組に起用する実証実験を行うと発表した。テレビ北海道が18日放送する情報番組「スイッチン!」(午前11時00分~午前11時30分)の中で、天気予報を読み上げる。地上波テレビ放送におけるアナウンサーとして初めて起用となる(※ニュウジア自社調べ)。

 ニュウジアが提供するAI技術を使った「AIデジタルヒューマン」は、人間のアナウンサーが持つ温かみと親しみやすさを兼ね備えており、デジタルヒューマン特有のいわゆる「不気味の谷」に配慮された外見となっている。

 CG制作のデジタルヒューマンでは対応が難しかった、内容が刻々と変化する天気予報やニュースにデジタルヒューマンが対応することで、制作費や人の業務負荷を減らしながらも、24時間365日、さらには出社が難しい緊急時の対応が可能になるといったことも見据えている。

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