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北京市、無人運転タクシーの商業化試行運用を正式スタート

北京市内を走る無人運転車(資料写真)。(c)Xinhua News

北京市内を走る無人運転車(資料写真)。(c)Xinhua News

【Xinhua News】中国北京市のハイレベル自動運転モデル区工作弁公室は7日、インテリジェント・コネクテッド・ビークル(ICV)無人運転商業化の試行運用を正式に開始したと発表した。北京の自動運転イノベーションは新たな段階に入った。

 要件を満たした企業がモデル区内で有償自動運転の旅客運送サービスを一般市民に提供できるようになる。

 北京には現時点で無人化試験車輌が116台あり、試験走行距離は計200万キロ近くに上る。商業化試行運用のこれまでの利用者は150万人を超え、顧客満足度は95%以上となっている。

 モデル区は今後、より広い範囲で技術のイテレーション(反復)を促進するとともに、より多くの利用シーンを開拓し、エリアを段階的に500平方キロまで拡大する。高速道路での運用も進めて空港や駅などへの接続利便性を高める。自動運転車用車載端末の量産と応用、自動車用半導体産業チェーンの協同に焦点を当て、ICVの産業エコシステムを構築する。【翻訳編集】Xinhua News/AFPBB News|使用条件